アトリエリリコ | 受け取る手
    

    幼い頃からピアノを弾いてきたせいか、指先の感覚は一般の方より繊細だったとは思いますが
    その感覚がハッキリとセラピストのそれに変わったのは、東京で頭蓋仙骨療法のセミナーに参加してからでした。

    それは針金のように「キーン」と言う音を伴っていたり、氷柱のような骨格が見えたり
    (正しくは頭の中でイメージが浮かび上がる感じ)、何かを振りほどくように捩れるような動きであったり…、と
    様々ですが、身体のどこでも、軽く触れれば骨が筋肉がどのような方向にどのような力で動こうとしているのかが
    ハッキリとわかるようになったのです。

    もともと「共感覚」を持っていましたので、感じたことを別の感覚でとらえることは珍しくなかったとは言え、それまで
    「こり」や「はり」と言った物理的な感覚でしかとらえていなかった情報をまるで第3の目が開いたように明確に
    見る(正しくは頭の中でイメージが浮かび上がる感じ)ことが出来るようになってきたことは自分でも本当に驚きです。

    身体がいかにアンバランスの中でバランスを保っているか…、引っ張り合いの中でバランスを保っているか…。
    それからは手順やスタイルにとらわれることがなくなり、身体の声に導かれるように自然に手が動くようになりました。


                     
 
  例えば、こんな風に身体の歪みを感じています 
 



   ……… SAMPLE ………


 ■頭部

  前頭骨 → 左から右へ
  上顎骨 → 右から左へ
  下顎骨 → 右から左へ
  側頭骨 → 右内旋 / 左外旋

 ■頚部

  右側短く、左側長い

 ■肩
  右肩が左前方に回旋

 ■胸部(肋骨部)
  左から右へ回旋

 ■骨盤
  右内旋 / 左外旋


 ■エントロピー(乱れたエネルギー)や   
ブロックなどの感じられるところ

   右ひざ / 頚椎3番 /
   胸椎5・8番あたり  など


    クライアントの身体の辛いポイントに触れた時には、頭頂部の内部が捩れそうになったり、片方の目の奥が
    痛み出したり、とこちらにも何らかの反応があります。共鳴するんですね。
    そんな時には周りも含め、特に時間をかけてマニュピレーションなどをかけるのですが、例えば紅茶に角砂糖を
    入れてかき混ぜていると、角がとれてふっと解ける最後の瞬間のように、しばらくするとコリやバリが消えてゆく
    手応えに至るのです。

    身体の部位によっても異なりますが、強い圧力をかけなくても身体はきちんとその刺激を受け取っていて
    筋肉や神経の緊張が鎮まれば身体は本来の姿を取り戻し、目で確認できるほど細くなることも珍しくないのです。

    身体の声を聞き読み取って、必要な動きを必要に応じてお返しする…。
    セッションとはお客様との共同作業であることを日々実感する毎日です。

                 エナジー・ワークのスィッチを入れてから手の感覚が変わりました→

                                                             


                                                                   薬手 
    
    「温かい手ですね」「気の流れている手ですね」と言うお声をよく頂戴します。
    自分ではよくわからないのですが、そのような手を「薬手」と言い、
    セラピストとして恵まれた手を持っている、と先生に教えてもらいました。

    施術を通して私の手から何かが伝わってゆくとしたら、それはとても喜ばしいこと。
    これからも多くの方にご体験いただけることを願っています。

   

            首のこりと頚性神経筋症候群 
            「潤い脳」を作りましょ 第3の体液−脳脊髄液− とは  
            持って生まれた自律神経モード